Hokuto-CRAFT's BLOG 北斗クラフトのブログ

車検してから変な音がする

Vol,1570

山形県寒河江市の
女性ひとりでも怖くない自動車整備工場のブログです。
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こんにちは
裏の田んぼでまたカエルの合唱が始まったようだけど
カエルの合唱団は男声合唱団なんだってね〜

北斗クラフトの中西和則です(^_^;

さて、
4月に車検をさせていただいたOさん(仮名)から
クレームの連絡が入りました。(今は6月末)

バックしてブレーキを踏むと毎回のように・・
最初だけ
「カタン」と変な音がする

アレかな?
と思いつつも、まずは「カタン」の確認のため車を動かしてみると
確かに、バックしてブレーキを踏んだ瞬間「カタン」と最初だけ音がします。
続けてバックしてもそれっきり音は出ません。
1回前進して、再びバックすると やはり「カタン」

故障ではないと思うのですが、念のため分解して異常がないか点検します。

やはり故障では無いみたいです。
音の正体がわからないと不安でしょうから、不安払拭のため解説させていただきます。

ほんとは、車検前に
「こんな事があるかもしれないです」と伝えておけば良かったなーと反省しているのですが・・
これじゃぁ後出しジャンケンみたいですもんね(^_^;

あの音は、ブレーキを踏んだ時(ブレーキが効くとき)ブレーキパットがブレーキローター(丸い円盤)に引っ張られ、隙間分だけ動きストッパーに当たって止まる音なんです。
(図は、簡略化して書いているので、実際とは少し違います。)

逆に、前進で最初のブレーキだけ音が出る!・・という場合もあります。

バックの時だけじゃ無く、前進の時だけ・・又は両方という場合もあります。
最初だけしか音が出ないのは、進行方向にブレーキパットが寄っていて隙間が無くなっているからなんですね。
ですので、音が出る事自体は心配ないのですが
実は音が出ないような工夫はされているんです。
ですが、経年変化(摩耗とか)でだんだん出易くなるんです。

じゃぁ、どうして車検をした後に音が出たのか?

って言うと

これは私の考えですが
錆やゴミ、固くなったグリースなどにより動きの悪くなっていたブレーキパットの動きが、清掃や新しいグリースの給油などにより滑りが良くなってしまったから!

ではないかな?  と考えています。

ゴミや錆をとり、新しいグリスを給油したためにかえって異音がでやすくなる
なかなか、悩ましいです(>_<)

一応ね、こんなグリースがあるにはあるのですが・・・

固いブレーキ用の耐熱グリースで、その名も

カッチン防止剤

ウチでも使ってますが、ハッキリ言って【気休め】(>_<)
音が出ないのはその時だけで、音が出る車はまたすぐ音がでます。
また
音が止まらない(隙間が大きくなっている)車もあります(>_<)

ま、危険かどうか?という観点から言えば

まったく

心配ないんですけどね

余談ですが、
2年間もオイル交換していないような車のオイルを交換した後に、ガチャガチャエンジン音がうるさくなってしまう・・っていう時があるんですが、堆積していたゴミが取れて隙間が大きくなるんじゃないのかな・・たぶん。

っと、いうことで

な〜んだ、心配いらないんだ・・って思っていただければ嬉しいです。

いや、どうしても直したい・・っていう時は
ぜ〜んぶ新品に変えれば直りますよ、たぶん!(ウン万円かかるけど)


きょうも読んでくれてありがと様、またこんど(^^)

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