たられば物語り
Vol,1714
こんにちは
北斗クラフト代表の中西和則です(^^)
山形県寒河江市の北斗クラフトは
女性ひとりで来店しても怖くない
車を”安全に安心して“乗り続けたい人を応援する
自動車整備工場です
現在、日曜日も営業しています。
ひとり体制で営業いたしますので、軽整備に限らせていただきます。
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終戦記念のこの時期
TVでは戦争にまつわるいろんな番組が放送される
今年の盆は母の葬儀で家にいる時間が長かったせいか
特攻隊や原爆に関する番組をいつもより
多く見たような気がします
歴史に、たらればを言い出したらキリがないし
過去を変えることは出来ませんが
過去に学ぶことはできます
他人の体験に学ぶこともできますね
盆休みが明けた17日の事でした
ブレーキが引きずっているので修理してください
初めて来店された
Vさん(仮名)男性
“ブレーキの引きずり”が
わからない人のためにちょっと説明しますね
正常ならば
ブレーキペダルを踏んだとき、ブレーキが効き
ペダルを放せば、ブレーキは戻ります
ところが、何らかの原因によって
ブレーキペダルを放しても
ブレーキが効きっ放しになってしまう場合があります
この様な状態を
“ブレーキが引きずっている”と言います
アルミホイールの隙間から
ブレーキローターを見ると
ブレーキローターがガリガリ削れています
あらら・・・(>_<)
ホイールに手を当てると
思ったほど熱くはありません
長く走るとけっこう熱くなるんです・・
どちらにしても
ブレーキの修理が必要な状態です
車をお預かりして
見積りさせていただくことにしました
“削れてしまったブレーキ・ローター“
厚みが残っていれば研磨して
再使用できるのですが
傷が深過ぎて
研磨したら厚みを確保できません
ローターは交換が必要です
当然ですがブレーキパットは
使い物になりません、交換の見積りです
さて、ここからです
“引きずりの原因”がどこにあるのか?
究明を疎かにしては片手落ちですね
まず考えられるのが
ブレーキ・キャリパー本体
シリンダーとピストンの固着があります
この部分の固着が率としては多いです
次に考えられるのが
スライドピン・・
下の図を参照してください
ゴムのブーツでカバーされていて
伸び縮み自由に動くようになっています
ここが固着して動かなくなることがあります
ブレーキパットが内側だけ・・又は外側だけ減る・・
そんな場合はここの固着が疑われます
そして最後が
確率としてはそんなに高くはないですが
“ブレーキパット・ホルダ“
ここが錆でふくれ上がり
ブレーキパットが動かなくなってしまう事があります
今回はここの固着が原因でした
今回は工具を使わないと
ブレーキパットを外す事すら出来ませんでした
(正常なら、手で簡単に外す事ができます)
弊社では点検の度に
グリスを給油する箇所ですが
ユーザー車検ほどではないにしろ
時短車検ではどうやってるんでしょうね?
ユーザー車検を通したので
それが悪かったんですかね・・・
その時普通に点検していれば・・
点検の時はOKでも
予防措置がなされていたら・・
いまさら言っても現実は変わりませんが
いつ頃引きずりに気づきました?
1ヶ月ぐらい前ですかね・・
その時みていればここまで酷いことには
なってなかったかもしれません(>_<)
日頃から
“何でもスグ相談できる”
整備工場と関係を構築しておくことを
考えてみてはいかがでしょう
きょうも読んでくれてありがと様、またこんど(^^)
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