Vol,1691

山形県寒河江市の
女性ひとりで来店しても怖くない自動車整備工場のブログです。
北斗クラフトは車を安心して安全に乗り続けたい人を応援しています。

現在、日曜日も営業しています。
ひとり体制で営業いたしますので、軽整備に限らせていただきます。

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こんにちは
今年初めて庭に除草剤を撒こうとしたら
噴霧機のノズルが詰まっていて
まずは修理から始まった
北斗クラフトの中西和則です(^_^;

さて、

春のタイヤ交換も終盤を迎えた今日この頃です
近所の人（初めて来店）が
タイヤがパンクした・・・と
タイヤを持ってこられました

取り敢えずスタッドレスタイヤを履いてこられました

修理が終わりタイヤを交換しようとしたら・・・
ナット（ネジ）が回りません
４つともです・・・（？）

少しだけ回って
にっちもさっちも動かなくなってしまったので
ネジの締め過ぎ・・というのではありません

さて
これは大変なことになりました
ムリにでも回してナットが外れてくれるなり
ボルトがねじ切れてくれればラッキーなのですが
ネジが空回りしてしまったら大変な事になります！

祈るような気持ちでムリに回すと
意外に４つとも何とか外れてくれました

ラッキー！

ネジ山が潰れています・・・！

ナットに《1.5》の文字

なんで？
この車のボルトのピッチ（ネジ山の間隔）は《1.25》です
山の合わないネジを使ってしまったので当然の結果です

トヨタかダイハツの車をお持ちですか？

ええ、もう１台ダイハツの車がありますけど？

タイヤのネジを回するとき
機械（インパクト）を使ってやってるのかな

旦那が機械でやってくれてます

やっぱり・・(>_<)

っと、いうことで

今回は大きな間違いが２つ

１つは、使うネジを間違えたこと

２つ目は
素人さんがインパクトレンチ（機械）を使う際の意外な盲点

ナットをボルトにあてがう前
最初からインパクトを使ってしまうこと

画像は撮影用にわざとやってますが
レンチにナットを装着しそのままボルトにあてがい
ダダーッっと回してしまう

インパクトレンチにナットを始めから装着し
ネジを嵌めてしまう

これは絶対やってはいけません

これをやってしまうと
合うネジだったとしてもネジを壊してしまう確率が高いです
事実そうなって駆け込んでくる方が
意外に多いんですよ

最初は手でナットをあてがい
手応えを確かめながら回していき・・
軽く回っていくことを確かめた後インパクトで
仮締めまで締め込み
最後はやはり手で
（できればトルクレンチで）仕上げの締めをします

基本中の基本動作です

今回も、最初から手で回していれば
１回転もできないので「あれっ　変だな」って
気づいたかもしれません

急がば回れ

です

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きょうも読んでくれてありがと様、またこんど(^^)

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