汚れないからオイル交換しなくていい、ウソ?ホント?
Vol,1572
山形県寒河江市の
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こんにちは
婆ちゃんの付き添いで市立病院に行ったとき
「この藪医者が・・」とかわめきながら
歩いて行くおばちゃんがいて「きっと不幸なんだろーなー」っと思った
北斗クラフトの中西和則です(^_^;
さて、
Tさん(仮名)からオイル交換のご依頼をいただきました
(エンジン)オイルを抜いてみると、いい感じの汚れかたですね(笑)
市内の短距離移動が多く、仕事で使うので運転頻度も高く、走行距離の割には汚れやすいですね
オイルが汚れたから交換しなきゃ・・
逆に、汚れてないからまだいいや・・って
どうなんでしょう?
半分正解、半分不正解(笑)
ところで、この【汚れ】の正体って何だかわかりますか?
汚れの正体は、【スス(煤)】黒いあのすすです。
オイルの仕事は、潤滑(滑りを良くする)のも大切ですが、ガソリンが燃えると発生する煤をオイルの中に取り込むことも、大切な仕事になります。
これをオイルの清浄性(作用)と言います。
煤の発生する量が多いほど
また、煤を溶かす能力(清浄性)が高いほどオイルは汚れるって訳です
ディーゼルエンジンや直噴エンジンなどは、煤の発生量が多いのでオイルは、それこそ墨汁のように真っ黒になります。
あ、余談ですが
習字の墨は煤から作ると聞いた事があります。
話しを戻します
あと、エンジンの温度が低いときほど煤の発生量は多い傾向があります。
なので、近距離運転が多いほど距離の割に煤が発生する・・従ってオイルが汚れやすいと言うことになります。
で、汚れたオイルが良いわけはありません・・これは説明いらないですね。
これが、正解の半分の方
その前に、
最近は減りつつあるようですが
ガスで走るタクシー車のエンジンオイルって見たことあります?
見たことがない人がほとんどかと思いますが
実は、ほとんど汚れません・・何千㎞走ったって
薄い飴色・・透明なんです
タクシー車となれば廃車まで、50万㎞とか100万㎞も走るらしいです
台数もそれなりに保有しているし、オイル交換の経費だけで相当な金額になりそうです。
これを交換しないで良ければいいですね。
答えは・・・
です。
オイルの役割は、潤滑性と清浄性だけではありません
例えば、密封性という性能があります
エンジンは、圧縮した空気(混合気)に火をつけて、爆発したエネルギーを動力にしているのですが、密封性が落ちると
圧縮が漏れる・・爆発エネルギーが漏れる・・ダブルで損してしまうことになるのです。
オイル交換した後に車が調子良く感じるのは、
この密封性がアップする事が理由のひとつではないかな?と
私は思っています。(文献を調べた訳ではありません、感覚です)
っと、いうことで
オイルは汚れなくても一定期間で交換が必要!
ということになります。
オイル交換をケチると後で困りますよ
きょうも読んでくれてありがと様、またこんど(^^)
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