タイミングベルトはこの白いカバーの中にあります。
当然ながらこのカバーを外さなければ交換は出来ません。

しかし、ホンダ車の場合、白いカバーを外すために、タペットカバー(左写真の指で示している部品)も外さなくてはなりません。
先ずは、作業しやすいよう左前のタイヤとアンダーカバーを外します。
外すと左の写真のようにクランクプーリー(真ん中の丸い部品)と外側のベルトが外しやすくなります。

クランクプーリーのボルトを緩めるにはインパクトレンチでもいいのですがここでは基本どおり専用の回り止めレンチ(写真の黒い工具)を使います。

プーリーを外すと、タイミングベルトカバーのボルトが見えるので、緩めて取り外しておきます。

エンジン上部のタペットカバーを取り外します。取り外すと動弁機構が見えます。
中は99000キロの割にはきれいですね。
ここまで来るとタイミングベルトカバーが外れます。
エンジンマウントがジャマになるので取り外します。
このまま外すとエンジンが落ちてしまうので、ジャッキ等で支えて上げたり下げたりしながら取り外します。
タイミングベルトが見えました。
ベルトを取り外す前に合いマークを合わせておきます。
テンショナープーリー取付ボルトを緩め(写真左)、
ベルトを取り外します。

取り外したタイミングベルトです。
表面が少し剥離しかかっているように見えます。

ベルトの張りを調整する、テンショナプーリーです。
左側が新品です。

ベルトを組み付ける前に、合いマークが合っているか確認します。

ベルトを組み付けたら、たわみをなじませるため、エンジンの回転方向(この車は反時計回り)に5~6回転回転させます。
この時テンショナーは、スプリングで動く程度に弛めておきます。
ベルトのたわみが取れたのを確認し、テンショナーのロックボルトを締め固定します。
ベルトの弛みはいけませんが、張り過ぎもNGです。
再度、各プーリーの合いマークを確認します。(念のため!)

エンジンマウントを組み付けます。

タイミングベルトカバーを組みつけます。

クランクプーリーを取り付けます。
ここでも専用工具を使います。

タペットカバー(エンジン上部のカバー)のパッキン(写真の指で指しているゴム部品)を交換します。

丸い方のパッキン(プラグホールパッキン)は圧入されているのでドライバーを使い抜き取りました。

圧入するには、パッキンの外径ぐらいのソケットこまを使いました。

写真の部分はオイルが漏れやすい所なので、液体パッキンを塗ってから組み付けます。

カバーのボルトを締め付けていきますが、中心のボルトから外側のボルトの順に、2~3回ぐらいに分けて締め付けていきます。

エアコンベルトの張りを調整するテンショナープーリーを取り付け、エアコンベルトを調整します。

発電機(オルタネーター)のベルトやパワーステアリングベルトも取り付け、張りを調整します。
(写真はパワステベルトを調整しているところです。)
エンジンを始動させ異常がなければ完成です。